2018年スリーボンドレーシングのチーム体制は昨年同様に、国内トップフォーミュラで活躍した道上龍氏率いるドラゴコルセとジョイント。同氏は今年もスーパーバイザーとしてチームに係わります。またトラックエンジニアには、かつてチームに初優勝をもたらした“名匠”の伊与木 仁エンジニアを迎え、日本の名エンジンチューナーである東名エンジンの今井修エンジニアとのタッグを継続します。ドライバーは2016年のユーロF3選手権でThreeBond with T sportからスポット出場し、昨年FIA-F4でシリーズランキング2位を獲得した笹原右京選手を迎え入れ、チャンピオン獲得を逃した悔しさを全日本F3選手権でリベンジを誓い、ドライバーならびにチームチャンピオン獲得を目指します。
チーム名 | ThreeBond Racing |
---|---|
チーム監督 | 足立 守 |
スーパーバイザー | 道上 龍 |
トラックエンジニア | 伊与木 仁 |
エンジンエンジニア | 今井 修 |
シャシー | Dallara F318 |
エンジン | スリーボンド東名 |
チーム名 | ThreeBond Racing |
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チーム監督 | 足立 守 |
スーパーバイザー | 道上 龍 |
トラックエンジニア | 伊与木 仁 |
エンジンエンジニア | 今井 修 |
シャシー | Dallara F318 |
エンジン | スリーボンド東名 |
生年月日 | 1996年4月24日 |
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身長 | 175cm |
体重 | 64kg |
血液型 | O型 |
出身 | 群馬県 |
趣味 | 音楽鑑賞・温泉巡り |
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2017年
FIA-F4 シリーズ 2位 -
2016年
SRS-Formula 受講 -
2015年
Formula Renault 2.0 NECシリーズ 3位
Formula Renault 2.0 EUROシリーズ 7位 -
2014年
Formula Renault 2.0 NECシリーズ 6位 -
2013年
Formula Renault 2.0 ALPSシリーズ参戦
Formula Renault 2.0 EUROシリーズ スポット参戦
以前は2リッター4気筒の量産エンジンのブロック・ヘッドなどを流用して専用エンジンに仕立てられていたF3エンジンですが、2013年にFIAがエンジン規定を大きく変更。気筒数、排気量の変更はないものの、量産エンジンをベースとする必要はなくなり、使用される各パーツの重量、サイズなど細かい規定が設定されてはいるものの、純粋なレーシングエンジンとして設計・開発するフリーデザインエンジンとなったほか、時代の流れに沿う形で燃料をシリンダー内に直接噴射する、いわゆる直噴エンジンとなりました。
また26mm径のリストリクターによる吸気制限で、約210馬力程度の出力にコントロールされていましたが、新規定移行に伴いリストリクター径も28mmへと拡大し、流入する空気量が増え、現在では約240馬力とパワーアップしています。しかしながら、以前と同様に吸気量制限されていることには変わりなく、各エンジンともに、ほぼ横並びの出力性能となっています。この様にF3ではシャシーやタイヤだけでなく、エンジン面でもイコールコンディションが保たれています。
その一方、FIAはF3エンジンに対し年間走行マイレージの保証や使用コストの上限を設定しており、これによりエンジンコストの高騰を防ぎ、どのエンジンチューナーのF3エンジンであっても、ほぼ同コストでエントラントが使用できる環境が整えられました。
また各チューナーは、エンジン仕様をFIAにホモロゲーション(公認)申請し、承認を受けると、次のホモロゲーションイヤーが来るまで、仕様変更できないこととなっています。2013年の新エンジン規定移行に際し、同年にホモロゲーションを受けた日本の複数のエンジンチューナーに対し、新型エンジンへの移行を1年遅らせたメルセデスやフォルクスワーゲンなどは2014年にホモロゲーションを取得。スリーボンドエンジンも欧州勢と同様に2014年にホモロゲーションを取得しており現在はホモロゲーションイヤーの異なるエンジンが同じ土俵で戦っている状況となっています。
また26mm径のリストリクターによる吸気制限で、約210馬力程度の出力にコントロールされていましたが、新規定移行に伴いリストリクター径も28mmへと拡大し、流入する空気量が増え、現在では約240馬力とパワーアップしています。しかしながら、以前と同様に吸気量制限されていることには変わりなく、各エンジンともに、ほぼ横並びの出力性能となっています。この様にF3ではシャシーやタイヤだけでなく、エンジン面でもイコールコンディションが保たれています。
その一方、FIAはF3エンジンに対し年間走行マイレージの保証や使用コストの上限を設定しており、これによりエンジンコストの高騰を防ぎ、どのエンジンチューナーのF3エンジンであっても、ほぼ同コストでエントラントが使用できる環境が整えられました。
また各チューナーは、エンジン仕様をFIAにホモロゲーション(公認)申請し、承認を受けると、次のホモロゲーションイヤーが来るまで、仕様変更できないこととなっています。2013年の新エンジン規定移行に際し、同年にホモロゲーションを受けた日本の複数のエンジンチューナーに対し、新型エンジンへの移行を1年遅らせたメルセデスやフォルクスワーゲンなどは2014年にホモロゲーションを取得。スリーボンドエンジンも欧州勢と同様に2014年にホモロゲーションを取得しており現在はホモロゲーションイヤーの異なるエンジンが同じ土俵で戦っている状況となっています。