2021/12/01
Q
自転車やバイクの汚れを簡単に落とすには?
A
汚れの種類に応じて最適な洗浄剤を使用しましょう
汚れには「水で溶ける汚れ」と「油で溶ける汚れ」があります
自転車やバイクのボディーについた泥汚れは水で溶ける汚れですが、チェーン部分についた汚れは劣化したグリスやオイルに泥が混じったもので、油で溶ける汚れです。
水に溶ける汚れには水と石けんの主成分である界面活性剤を混ぜた洗浄剤、油で溶ける汚れには油を溶かすシンナーといった有機溶剤が適しています。
溶剤による汚れが落ちる仕組み
汚れに対し溶剤を付与すると・・・
溶剤が油分を溶かし、汚れを取り除きやすくします。
すると、ウエス等で拭き取ることができます!
鉄などの金属を洗浄する場合、水を含んだ洗浄剤は錆や腐食の原因となってしまうことがあります。一方、樹脂部品の洗浄は、有機溶剤がかかると樹脂を劣化させてしまうことがあります。汚れや汚れが付着した素材に応じて適切な洗浄剤を選択しましょう。
エアゾールタイプがおすすめです!
スリーボンドで開発されたエアゾールタイプのパーツクリーナーは、有機溶剤を主成分とし金属部品の油汚れの洗浄に適しています。狙った部分だけをピンポイントで汚れを落とすことができます。噴射の圧力と有機溶剤によって汚れを溶かし流すため、作業効率が高いこともメリットです。
- ※チェーンを洗浄したあとは、適切な潤滑剤やグリスを再度塗布して防錆・潤滑を行う必要があります。