2022/03/04
Q

光触媒とは、どんな働きをするの?

A

「臭いの原因を分解する物質」の「生成」を助けます!

最近よく目にする「光触媒」とは?

光が当たることで、細菌やウイルス・嫌な臭いの原因を分解する物質を作り出すことを助けるものです。光触媒は光が当たると活性化し、空気中の水分から活性物質を作り出す化学反応を助けます。

臭いの原因を分解するメカニズム

臭いの原因を分解!

光触媒によって生成されるヒドロキシラジカルは、攻撃性を持っているので、様々な臭いの原因を分解します。例えば・・・・

  • アセトアルデヒド:タバコなどに含まれる悪臭物質
  • メチルメルカプタン:生ゴミなどに含まれる悪臭物質
  • ホルムアルデヒド:塗料などに含まれるシックハウス症候群の原因物質の1つ
  • アンモニア:尿臭などに含まれる悪臭物質
  • トルエン:ペンキなどに含まれることがある悪臭物質

どんな「光」があたると「光触媒」は活性化するの?

一般的には紫外線です。ただし、近年では車や電車など様々な場所で、日焼けを防ぐためのUVカットガラスが採用されており紫外線を含んでいる太陽光が届きにくくなっています。
スリーボンドではその問題を解決するために、目に見える光「可視光」でも効果が得られる光触媒スプレーを開発しています。車内でも、オフィスでも、リビングでも、光触媒が元気に働きます!

ひとりでは完結しない

空気中の水分だけでは、嫌な臭いの原因物資を分解することができません。
しかし、光触媒が加わることで、そのままでは起こり得なかった化学反応が進行し、消臭や抗菌作用など、私たちにとって嬉しい効果を得ることができています。

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